2023年の東京ドームで開催されたMAMA AWARDSは、BTSとARMYにとって決して忘れられない歴史的な一夜となりました。メンバーが兵役などの影響で会場に不在であったにもかかわらず、彼らはその圧倒的な存在感で数々の栄冠を手にしました。
2026年を迎えた現在でも、あの時の感動と記録は私たちの胸に深く刻まれており、完全体としての活動を支える重要なマイルストーンとなっています。この記事では、当時の受賞結果と伝説的な瞬間を詳細に振り返り、彼らの偉大さを再確認します。
- 大賞「Worldwide Icon of the Year」の6年連続受賞
- ジョングク、ジミン、SUGAによる主要ソロ部門の制覇
- スクリーン越しに届けられた感動的なメッセージ
- 不在を感じさせないARMYとの強い絆の証明
MAMA 2023でBTSが達成した受賞結果と歴史的快挙
東京ドームで開催されたこの授賞式において、BTSは物理的な不在をものともせず、主要アワードを席巻するという驚異的な結果を残しました。グループとしての活動が一時休止していた時期でありながら、彼らの音楽と影響力がいかに絶大であるかを世界中に見せつける形となったのです。
特に大賞の一つである「Worldwide Icon of the Year」の受賞は、K-POPの歴史における彼らの地位を不動のものにしました。ここでは、その輝かしい受賞内容とハイライトについて、詳細に掘り下げていきます。
前人未到の「Worldwide Icon of the Year」6連覇
BTSはこの年、MAMAの最高栄誉の一つである大賞「Worldwide Icon of the Year」を受賞し、実に6年連続という前人未到の記録を打ち立てました。多くの新しいグループが台頭する中で、この賞を守り抜いたことは、彼らが単なるアイドルを超えた「時代の象徴」であることを証明しています。
この賞は世界中のファンからの支持が直接反映されるものであり、ARMYの変わらぬ愛と団結力が改めて示された結果となりました。会場に彼らの姿はありませんでしたが、受賞が発表された瞬間の歓声は、ドームの屋根を突き抜けるほどの熱気に包まれていたのです。
トロフィーを受け取るメンバーの姿は見られませんでしたが、この記録はK-POP史において今後も破られることのない金字塔として語り継がれるでしょう。
「Worldwide Fans’ Choice」での圧倒的支持
大賞に加えて、本賞である「Worldwide Fans’ Choice」も順当に獲得し、グローバルな人気がいささかも衰えていないことを数字で証明しました。この賞はファンの投票とデータが大きく影響するため、活動休止期間中であってもファンダムの熱量が維持されていたことの明確な証拠となります。
世界各国のARMYが、彼らの帰りを待ちながら熱心に投票やストリーミングを行った結果が、このトロフィーに結実しました。SNS上では受賞を祝うハッシュタグが世界中でトレンド入りし、物理的な距離を超えた祝祭が繰り広げられたのです。
この受賞は、単なる人気投票の結果ではなく、アーティストとファンの間に存在する揺るぎない信頼関係の表れと言えるでしょう。
「Best OST」を受賞した「The Planet」
グループとしての音楽活動が制限される中で、アニメーション『BASTIONS』の主題歌としてリリースされた「The Planet」が「Best OST」を受賞しました。完全体での新曲リリースが待たれていた時期に、7人の声が重なるこの楽曲はファンにとって大きな救いとなっていたのです。
アニメの世界観に寄り添いながらも、BTSらしいポジティブでエネルギッシュなメッセージが込められたこの曲は、多くの視聴者の心を掴みました。OST部門での受賞は、彼らの楽曲がドラマやアニメといった作品の一部としても、極めて高い評価を受けていることを示しています。
音楽作品としての質の高さはもちろん、久しぶりに届いた7人のハーモニーが、審査員や大衆の心に強く響いた結果と言えるでしょう。
メンバー個々のソロ活動による部門席巻
2023年のMAMAは、グループとしての栄光だけでなく、メンバー個々のソロアーティストとしての実力が正当に評価された場でもありました。ジョングク、ジミン、SUGA(Agust D)がそれぞれの部門でトロフィーを手にし、BTSというグループの層の厚さを改めて知らしめたのです。
ソロ活動が本格化したこの年、彼らはそれぞれの個性を活かした楽曲でチャートを賑わせ、グループとは異なる新しい魅力を開花させました。一人のアーティストとしても大賞クラスの実力を持つメンバーが集まっているという事実は、他のグループにはないBTSだけの強みです。
彼らのソロ受賞は、個々の才能がどれほど突出しているかを証明すると同時に、再集結した際の爆発力を予感させる出来事でした。
不在でも主役であり続けた授賞式の空気
この年のMAMAにおいて特筆すべきは、出演していないBTSが授賞式全体の話題の中心であり続けたという事実です。多くの豪華アーティストがパフォーマンスを披露する中で、BTSの名前が呼ばれるたびに会場のボルテージは最高潮に達しました。
過去の名場面を振り返る映像や、後輩グループによるカバーパフォーマンスなど、随所に彼らへのリスペクトが感じられる演出が散りばめられていました。これは、MAMAという授賞式自体が、BTSと共に成長し、彼らの歴史と共に歩んできたことの証左でもあります。
「出演しないことがニュースになる」という異例の事態は、彼らがK-POPシーンにおいていかに絶対的な存在であるかを、逆説的に浮き彫りにしていました。
各メンバーが勝ち取ったソロアワードの輝き

グループとしての活動が一時停止する中、2023年は各メンバーがソロアーティストとして世界的な成功を収めた年でもありました。それぞれの音楽性や世界観を追求した作品は高い評価を受け、MAMAの主要部門においてもその成果がしっかりと形となって表れています。
特にジョングク、ジミン、SUGAの3名は、それぞれの得意分野で圧倒的な実力を見せつけ、ソロとしてもトップクラスであることを証明しました。ここでは、それぞれのソロ受賞の背景とその意義について詳しく解説します。
ジョングクの「Seven」が制した2冠
ジョングクは、世界的な大ヒットとなったソロデビュー曲「Seven (feat. Latto)」で、「Best Dance Performance Male Solo」と「Best Collaboration」の2冠を達成しました。この楽曲はビルボードHOT100で1位を獲得するなど、2023年の音楽シーンを象徴するアンセムとなりました。
特にダンスパフォーマンス部門での受賞は、彼の卓越した身体能力と表現力が、ソロとしても世界最高峰であることを裏付けています。シンプルながらも洗練された振り付けと、彼の持つポップスターとしてのカリスマ性が融合し、誰もが認める受賞結果となりました。
また、コラボレーション部門での受賞は、グローバルアーティストとしての適応力と、楽曲の持つ普遍的な魅力を証明するものでした。
ジミンが輝いた「Best Male Artist」
ジミンは、ソロアルバム『FACE』での繊細かつ情熱的な表現が高く評価され、「Best Male Artist(男性歌手賞)」という栄誉ある賞を受賞しました。K-POP界の激しい競争の中で、グループのメンバーとしてではなく、一人の男性ソロ歌手として頂点に立ったことには大きな意味があります。
彼の受賞は、パフォーマンスの美しさだけでなく、アルバムを通じて表現された内面の葛藤やアーティストとしての深みが評価された結果です。タイトル曲「Like Crazy」で見せた幻想的な世界観は、多くのファンと批評家を魅了し、独自のアートフォームを確立しました。
この賞は、ジミンが名実ともに韓国を代表するソロアーティストとしての地位を確立したことを公に宣言するものでした。
Agust DとしてのSUGAのラップパフォーマンス
SUGAはAgust D名義でリリースした「People Pt.2 (feat. IU)」により、「Best Rap & Hip Hop Performance」を受賞しました。長年にわたり追求してきたヒップホップへの情熱と、プロデューサーとしての手腕がいかんなく発揮されたこの楽曲は、ジャンルの枠を超えて愛されました。
IUとのコラボレーションによって生まれた叙情的なメロディと、SUGA特有の率直で哲学的な歌詞が融合し、聴く人の心に深く染み渡る名曲となりました。単なるラップスキルだけでなく、楽曲全体を構成するプロデュース能力の高さが、この賞によって改めて証明されたのです。
アイドルラッパーという枠組みを超え、本物のミュージシャンとしてヒップホップシーンから認められたことは、彼のキャリアにおいて重要な達成となりました。
会場に響いたジョングクからのビデオメッセージ
授賞式のハイライトの一つとなったのが、大賞受賞に際して公開されたジョングクからのサプライズビデオメッセージでした。メンバー全員での出席が叶わない中、末っ子である彼が代表して伝えた言葉は、会場のARMYだけでなく、世界中のファンの涙を誘いました。
スクリーンに映し出された彼の姿と言葉には、ファンへの深い感謝と、未来への確固たる約束が込められていました。ここでは、そのメッセージの内容と、それがもたらした感動について詳しく振り返ります。
「6回目の主人公」としての感謝
ビデオの中でジョングクは、「MAMAでもう一度Worldwide Icon of the Yearを受賞することができました。もう6回目の主人公となりましたが、変わらない愛を送ってくださった皆様に心から感謝いたします」と語りかけました。6度目という数字の重みを噛み締めながら、その栄光を全てARMYに捧げる謙虚な姿勢が印象的でした。
彼は、自分たちが不在の場でもこれほど大きな賞を受け取れたことが、決して当たり前ではないことを深く理解していました。画面越しでも伝わる誠実な眼差しと感謝の言葉は、受賞の喜びを何倍にも増幅させ、ファンの心を満たしました。
この挨拶は、トロフィーの重み以上に、彼らとファンの間に流れる信頼の絆の強さを物語るものでした。
「また一つになって」という約束
メッセージの中で最もファンの心を揺さぶったのは、「今日皆様にお会いすることができなくて残念ですが、もうすぐ一つになって皆さんに会いに行くので、それまで幸せに過ごしていてほしいと思います」という言葉でした。これは単なる挨拶ではなく、必ず戻ってくるという力強い約束でした。
「一つになって」というフレーズには、メンバー全員が揃う完全体への意志と、ファンと共に歩む未来への希望が込められていました。不安や寂しさを感じていたファンにとって、この言葉はこれからの時間を乗り越えるための大きな支えとなったのです。
ジョングクのこの言葉は、2026年の現在から振り返っても、彼らが約束を守り続けてくれたことの尊さを再確認させる感動的な瞬間でした。
ARMYへの溢れる愛の表現
スピーチの締めくくりに彼は、「本当に大切で貴重な存在・ARMYの皆さんのことを愛してるってことを知ってますよね?これからもいい姿を沢山お見せしますので、私たちを待っていてください」と、ストレートな愛の言葉を残しました。この飾らない愛情表現こそが、ジョングクとBTSが愛される最大の理由です。
形式的な受賞コメントではなく、まるで親しい友人に語りかけるような温かさが、会場の空気を一変させました。SNS上では「待っているよ」「私たちも愛してる」という返答が溢れ、世界中が温かい感動に包まれたのです。
彼の言葉は、物理的な距離があっても心は常に繋がっているということを、改めて全ARMYに確信させる魔法のような力を持っていました。
「不在の証明」が示したBTSの真の価値

2023年のMAMAは、皮肉にも「BTSがいないこと」によって、彼らの存在の大きさがより明確になるという現象を引き起こしました。ステージ上に彼らの姿がないことで生じた空白は、他の誰にも埋められないものであり、それがかえって彼らの唯一無二性を際立たせたのです。
多くの優れたアーティストが素晴らしいパフォーマンスを披露しましたが、BTSという「アイコン」が持つ重力は別格でした。ここでは、不在によって証明された彼らの真の価値と、業界全体に与えた影響について考察します。
比較不可能な「レジェンド」の地位
6年連続の大賞受賞という事実は、彼らが単なるトレンドの最先端にいるだけでなく、すでに伝説の領域に達していることを示しました。毎年のように新しいスターが誕生するK-POP界において、長期間にわたり頂点に君臨し続けることは、並大抵の努力と才能では不可能です。
彼らのいない授賞式で、彼らの記録が更新される様子を見ることは、ある種の神々しささえ感じさせる光景でした。それは、「BTS以前」と「BTS以後」でK-POPの歴史が分けられるほど、彼らが巨大な足跡を残してきたことを改めて認識させる機会となったのです。
この「不在の証明」は、彼らが積み上げてきた実績が、一過性のブームではなく、確固たる実力と信頼に基づいていることを如実に物語っていました。
空白期間を埋めたコンテンツの力
彼らが物理的に不在であっても、ファンの心が離れなかった大きな要因は、事前に入念に準備されたコンテンツの質と量にありました。ソロアルバム、ドキュメンタリー、バラエティ番組など、空白を感じさせないほどの供給が、ファンの熱量を維持し続けました。
MAMAでの受賞は、こうした彼らの「ファンのために」という献身的な姿勢に対する、ファンからの報恩でもありました。活動休止中であっても、常にファンを楽しませようとする彼らの誠意が、投票という形で可視化されたのです。
コンテンツの力で時間を超え、空間を埋める彼らの戦略と愛情は、エンターテインメントの新しい在り方を提示していました。
次世代グループへの高い壁として
BTSが不在の中で大賞を取り続けたことは、後輩グループにとって大きな壁であり、同時に偉大な目標ともなりました。どれだけ素晴らしいパフォーマンスをしても届かない「BTS」という存在の高さは、次世代のK-POPアーティストたちにさらなる成長を促す刺激となっています。
彼らが築き上げたグローバルな基準は、K-POP全体のレベルを押し上げ、世界中の音楽市場で戦うための指標となりました。MAMA 2023は、BTSが依然としてシーンの「絶対王者」であることを知らしめると同時に、彼らを追いかける全てのアーティストへの無言の激励でもあったのです。
この高い壁が存在するからこそ、K-POPは進化を続け、世界中で愛されるジャンルとして成長し続けていると言えるでしょう。
2023年の栄光から2026年の未来へ
2023年のMAMAで彼らが得た栄光は、単なる過去の記録ではなく、現在(2026年)の活動へと繋がる重要な布石でした。あの時の受賞と約束があったからこそ、私たちは待ち時間を希望に変えて乗り越えることができました。
今、完全体として再び世界を席巻している彼らを見ると、あの時のジョングクの言葉が真実であったことを実感します。最後に、2023年の出来事が現在のBTSにどのように繋がっているのかを整理します。
約束を守り抜いた誠実さ
2023年に「待っていてください」と語った彼らは、その言葉通り、より逞しく成長した姿で私たちの前に戻ってきました。MAMAでの受賞は、彼らが帰るべき場所を守り続けたARMYの勲章でもあり、彼らがその愛に応えて帰還したことの証明でもあります。
空白期間を経て、彼らの音楽やパフォーマンスはより深みを増し、かつてないほどの輝きを放っています。あの時のビデオメッセージが、不確かな未来への希望の光となり、私たちをここまで導いてくれたのです。
約束が果たされた今、2023年のMAMAを振り返ることは、彼らの誠実さを再確認する最も美しい方法の一つです。
永遠に続く「花様年華」
「Worldwide Icon of the Year」6連覇という記録は、彼らの「花様年華(人生で最も美しい瞬間)」が過去のものではなく、現在進行形であることを示しています。2023年の受賞は、彼らのキャリアが決して中断されたわけではなく、新しいチャプターへの助走期間であったことを教えてくれます。
2026年の現在も、彼らは新しい記録を作り続け、私たちに新しい夢を見せてくれています。MAMA 2023は、その長い旅路の中での一つの通過点に過ぎませんが、彼らの不滅の人気と実力を証明した、極めて重要な通過点でした。
彼らとARMYが共に歩む限り、この美しい瞬間は永遠に続き、さらに輝かしい未来へと繋がっていくことでしょう。
伝説はこれからも更新される
2023年のMAMA受賞結果を振り返ることで、私たちはBTSというグループの底知れぬポテンシャルを改めて思い知らされます。彼らは常に予想を超え、限界を突破し、新しい景色を見せてくれる存在です。
これからも彼らは、数々の授賞式で新しい歴史を刻み続けるでしょう。しかし、メンバーが不在の中で大賞を受賞し、ビデオメッセージで心を一つにした2023年のMAMAは、どんな豪華なステージよりも感動的な「伝説」として、ファンの記憶に残り続けるはずです。
過去の栄光を誇りに思いながら、私たちはこれからも、彼らが作り出す新しい伝説の目撃者となり続けるのです。
まとめ
2023年のMAMA AWARDSは、BTSが物理的に不在でありながらも、その圧倒的な影響力とファンとの絆を証明した歴史的なイベントでした。「Worldwide Icon of the Year」6連覇やメンバーのソロ受賞は、彼らが築き上げた「伝説」の重みを物語っています。
ジョングクの温かいビデオメッセージは、待ち続けるファンへの希望となり、2026年の完全体活動へと繋がる架け橋となりました。あの時の感動と栄光は、現在進行形で輝く彼らの活動を支える揺るぎない基盤となっています。
過去の受賞結果を知ることで、現在の彼らの活動がより感慨深いものになります。ぜひ当時の楽曲や映像を見返し、彼らが歩んできた軌跡と、これからも続いていく未来に思いを馳せてみてください。


