2025年の完全体活動再開を経て、改めて過去の伝説的なライブに注目が集まっているBTS。中でもファンの間で「神イベント」として語り継がれているのが、2021年に開催された「ソウジュコン」です。
この記事では、ソウジュコンの意味や開催背景から、伝説となったスペシャルステージの詳細、そして映像作品の選び方までを徹底的に解説します。当時の感動を振り返りたい方も、新しくBTSの沼にハマった方も、この記事を読めばソウジュコンの全てが分かります。
- ソウジュコンという言葉の由来と本当の意味
- 伝説の「Daechwita」と「Chicken Noodle Soup」7人バージョンの詳細
- 1日目と2日目のセットリストの違いと日本語曲の披露
- 現在入手可能な映像作品の形態とおすすめの視聴方法
ソウジュコンとは?BTSとARMYをつなぐ「小宇宙」の意味
K-POPファンの間で頻繁に使われる「ソウジュコン」という言葉ですが、具体的にどのようなイベントを指すのか気になっている方も多いでしょう。ここでは、その言葉の定義や開催された背景、そしてタイトルに込められた深いメッセージについて解説します。
ソウジュコンは単なるコンサートではなく、BTSとファンが記念日を祝う特別なファンミーティングであり、その名称には彼ららしい哲学が反映されています。まずは基本的な概要から紐解いていきましょう。
MUSTER(マスター)の意味とイベントの位置づけ
「ソウジュコン」の正式名称は「BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO」であり、BTSのファンミーティングブランドである「MUSTER(マスター)」の一環として開催されました。MUSTERには「招集」という意味があり、ARMY(ファン)を集めて一緒に楽しむという意味が込められています。
通常のコンサートツアーとは異なり、MUSTERはトークコーナーや特別な企画が盛り込まれることが多く、メンバーの素顔が垣間見える貴重なイベントです。2021年のソウジュコンはデビュー8周年を記念するフェスティバルとして位置づけられ、世界中のファンが熱狂しました。
特にこの時はコロナ禍の影響でオフライン公演が難しい状況にありましたが、オンラインストリーミングを通じて世界と繋がる新しい形の祝祭となりました。
タイトル「SOWOOZOO(小宇宙)」に込められた想い
「ソウジュ」とは韓国語で「小宇宙」を意味する言葉であり、BTSのアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』に収録されている楽曲「Mikrokosmos(小宇宙)」に由来しています。この楽曲には「一人ひとりが輝く星であり、独自の宇宙を持っている」というメッセージが込められています。
イベントタイトルにこの言葉を選んだ背景には、物理的に離れていてもBTSとARMYはお互いの小宇宙であり、繋がっているという強い意志がありました。真っ暗な夜のような困難な状況でも、お互いの光が道しるべになるという希望を表現していたのです。
実際に公演の演出でも、惑星や宇宙をモチーフにした壮大なセットが組まれ、野外スタジアムの夜空と一体化した幻想的な空間が作り上げられました。
開催日時とコロナ禍におけるオンライン開催の特異性
ソウジュコンは2021年6月13日と14日の2日間にわたり、韓国の蚕室(チャムシル)総合運動場補助競技場で開催されました。6月13日はBTSのデビュー記念日そのものであり、8周年を当日に祝うことができる特別なスケジュールでした。
当時はパンデミックの真っ只中であったため無観客でのオンライン開催となりましたが、会場には大型スクリーンが設置され、世界中のファンの顔やメッセージが映し出されました。メンバーも画面越しのARMYに向けて全力でパフォーマンスを行い、物理的な距離を感じさせない熱量を生み出しました。
また、無観客であることを逆手に取り、客席部分までステージとして使用するなど、オンラインならではの自由な空間演出が話題となりました。
野外スタジアムでの演出とARMYとの繋がり
ソウジュコンの大きな特徴の一つは、屋内のスタジオではなく、開放感あふれる野外スタジアムで行われたことです。夕暮れから夜にかけて刻々と変化する空の色や、自然の風を感じながらのパフォーマンスは、映像を通じても臨場感が伝わる素晴らしいものでした。
また、事前にファンから募集した歓声や応援音声を会場に流す「ARMY ON AIR」というシステムが導入され、メンバーがファンの声に反応する場面も見られました。これにより、無観客でありながらも「コール&レスポンス」が成立し、ライブ感溢れるステージが完成しました。
花火やドローンを使った大規模な演出も野外ならではの魅力であり、8周年の祝祭にふさわしい華やかさを添えていました。
デビュー8周年を祝うフェスティバルとしての重要性
BTSにとってデビュー記念日である6月13日周辺は「FESTA」と呼ばれるお祭り期間ですが、ソウジュコンはそのフィナーレを飾る最も重要なイベントでした。8年という長い月日を共に歩んできたファンへの感謝と、これからも走り続けるという決意が随所に表現されていました。
セットリストも懐かしい曲から最新曲まで幅広く選曲され、BTSの歴史を振り返りながら未来への展望を感じさせる構成となっていました。特にメンバー全員がリラックスした表情で楽しんでいる姿は、8年間の絆の深さを証明するものでした。
単なるライブ映像としてだけでなく、BTSとARMYが共に乗り越えてきた時代の記録として、このソウジュコンは非常に重要な意味を持っています。
伝説と呼ばれる理由!7人完全体で魅せた衝撃のスペシャルステージ

ソウジュコンが今なお「伝説」として語り継がれる最大の理由は、このイベントでしか見られない特別なユニットステージやアレンジにあります。特にメンバーのソロ曲を7人全員で披露するというサプライズは、世界中のファンに衝撃を与えました。
ここでは、ファンの間で爆発的な反応を巻き起こした「Daechwita」と「Chicken Noodle Soup」の7人バージョンについて、その詳細と魅力を深掘りします。
7人完全体で披露された圧巻の「Daechwita」
ソウジュコンのハイライトとして真っ先に挙げられるのが、SUGA(Agust D)のソロ曲「Daechwita(大吹打)」をメンバー7人全員でパフォーマンスしたステージです。原曲のミュージックビデオの世界観を忠実に再現し、メンバーそれぞれが時代劇風の衣装や囚人服を身にまとって登場しました。
本来はSUGA一人のラップ曲ですが、このステージではボーカルラインのメンバーもラップパートを担当し、普段とは違う荒々しい魅力を爆発させました。特にJINとVがコミカルな演技を交えながら登場するシーンや、JIMINの鋭いラップはファンの間で大きな話題となりました。
最後には全員でヘッドバンギングをするなど、アイドルとしての枠を超えたエネルギッシュなパフォーマンスを見せつけ、ソウジュコンを象徴する名場面となりました。
車を使った演出が楽しい「Chicken Noodle Soup」
もう一つの伝説的なステージは、J-HOPEのソロ曲「Chicken Noodle Soup (feat. Becky G)」の7人バージョンです。アメリカの砂漠を思わせるセットの中、クラシックカーに乗ったメンバーたちが次々と登場し、パーティーのような雰囲気でパフォーマンスを繰り広げました。
原曲ではBecky Gが歌うスペイン語のパートをメンバーが分担して歌い上げ、特にRMやJIMINがスペイン語のラップに挑戦した姿は称賛を浴びました。また、全員で楽しそうに踊るポイントダンスは、見ているだけで幸せな気分にさせてくれる多幸感溢れる瞬間でした。
「Daechwita」のかっこよさとは対照的に、BTS特有の仲の良さと陽気なバイブスが詰まったこのステージは、多くのファンにとって癒しの映像となっています。
成長を感じさせるボーカルラインとラップラインの魅力
スペシャルステージ以外でも、ソウジュコンでは既存曲のアレンジやパフォーマンスにおいて、メンバー個々のスキルの向上が顕著に表れていました。ボーカルラインはより安定した歌唱力で感情豊かに歌い上げ、ラップラインは野外会場を掌握する圧倒的なカリスマ性を発揮しました。
特に「Wishing on a star」のようなバラード曲では、野外の静寂の中で響き渡る美しいハーモニーが、オンライン視聴者の心に深く染み渡りました。一方で「FIRE」や「IDOL」などの激しいダンスナンバーでは、デビュー当時と変わらぬ情熱と、経験に裏打ちされた余裕の両立が見られました。
8年というキャリアを重ねた彼らが、技術的にも表現力的にも成熟した「完全体」としての姿を見せつけたのが、このソウジュコンだったのです。
2日間で何が違う?セットリストの比較とワールドツアーバージョンの魅力
ソウジュコンは2日間にわたって開催されましたが、両日で一部のセットリストが異なっていたことをご存知でしょうか。特に2日目は「ワールドツアーバージョン」と銘打たれ、海外ファン向けの楽曲が含まれるなど構成に変化が加えられました。
ここでは、1日目と2日目の具体的な違いや、それぞれの公演ならではの見どころについて比較解説します。
初日公演のセットリストと韓国語曲中心の構成
初日となる6月13日の公演は、韓国語曲を中心としたセットリストで構成され、デビュー8周年を祝う韓国内のファンミーティングとしての色合いが強いものでした。この日限定で披露された曲には、「Move(引っ越し)」や「Daechwita」、「IDOL」などが含まれていました。
特に「Move」は、彼らが宿舎を引っ越した際の感情を歌った初期の名曲であり、8周年という節目に歌われることで、これまでの成長と変化を象徴する感動的な選曲となりました。また、前述の「Daechwita」7人バージョンも初日のみの披露であり、この日の映像は非常に貴重なものとなっています。
初日は全体的に、BTSのルーツや韓国での活動の軌跡を大切にした、硬派でエモーショナルな構成だったと言えるでしょう。
2日目ワールドツアーバージョンの特徴と日本語曲
2日目の6月14日は「ワールドツアーバージョン」と題され、世界中のファンに向けたグローバルな構成に変更されました。最大の特徴は日本語曲の披露であり、日本オリジナル楽曲である「Film out」と「Wishing on a star」がセットリストに組み込まれました。
「Film out」はメンバーのJUNG KOOKが制作に参加したバラードで、ライブでの披露はこの日が世界初公開となりました。また、「Chicken Noodle Soup」の7人バージョンもこの2日目限定のスペシャルステージであり、初日の「Daechwita」とは異なる明るい盛り上がりを見せました。
さらに「Telepathy」など、ファンと楽しく交流できる楽曲も追加され、言語の壁を超えて音楽で繋がるというワールドツアーのコンセプトを体現していました。
アンコールで披露された楽曲とメッセージ性の違い
アンコールパートにおいても、両日で微妙なニュアンスの違いや即興的な演出の変更が見られました。基本的には「So What」や「Mikrokosmos」といった盛り上がる曲やメッセージ性の強い曲が共通して披露されましたが、メンバーのコメントやファンへの語りかけにはそれぞれの日の雰囲気が反映されていました。
初日は8周年を迎えた喜びと感謝がストレートに伝えられ、2日目は「早くまたツアーで皆さんに会いたい」という未来への希望が強く語られました。どちらの日も最後は「Mikrokosmos」で締めくくられ、会場全体が紫色の光に包まれる美しい光景で幕を閉じました。
両日の映像を見比べることで、彼らがどのような想いでセットリストを組み、それぞれのステージに臨んでいたのかをより深く理解することができます。
映像作品で楽しむには?DVD・Blu-ray・デジタルコードの比較

ソウジュコンの感動を自宅で体験するためには、公式から発売されている映像作品を購入する必要があります。現在は「DVD」「Blu-ray」「デジタルコード(Digital Code)」の3つの形態が存在し、それぞれにメリットと注意点があります。
ここでは、自分の視聴環境やコレクションの好みに合わせて最適な形態を選ぶためのポイントを整理して解説します。
手元に残るパッケージとしてのDVDとBlu-rayの魅力
DVDとBlu-rayは、物理的なディスクとして手元に残しておきたいコレクター派のファンにおすすめの形態です。特典としてフォトブックやフォトカード(トレカ)などの豪華なグッズが封入されており、パッケージを開封するワクワク感も楽しめます。
DVDは一般的な再生機器で見ることができますが、画質はSD画質(標準画質)となるため、大画面で見ると少し粗く感じる場合があります。一方、Blu-rayはフルハイビジョンの高画質で収録されており、メンバーの表情や野外ステージの美しい風景を鮮明に楽しむことができますが、再生には専用のプレーヤーが必要です。
また、ディスクの入れ替えが必要な点や、保管スペースが必要になる点も考慮して選ぶと良いでしょう。
高画質と利便性を兼ね備えたデジタルコードの特徴
デジタルコードは、商品に封入されているQRコードやシリアルナンバーをWeverseアプリで読み込むことで、スマートフォンやPC、スマートTVなどで映像を視聴できる新しい形態です。ディスクの入れ替えが不要で、いつでもどこでも手軽に高画質(最大4K対応の場合もあり)で楽しめるのが最大のメリットです。
物理的なディスクは付属しませんが、フォトブックやトレカなどのパッケージ特典はDVD/BDと同様に付いてくるため、グッズも欲しいけれど再生機器がないという方に最適です。また、ディスクの読み取り不良や経年劣化の心配がないため、長期的な保存という観点でも優れています。
ただし、視聴にはWeverseアカウントが必要であり、インターネット環境に依存するため、オフライン環境での再生には事前のダウンロードが必要になる場合があります。
字幕対応やリージョンコードなど購入時の注意点
映像作品を購入する際に最も注意しなければならないのが、リージョンコード(再生地域制限)と字幕の有無です。日本国内の正規ルート(BTS JAPAN OFFICIAL SHOPやUniversal Music Store)で購入した「日本仕様盤」であれば、日本語字幕が付いており、日本のプレーヤーで問題なく再生できます。
しかし、韓国のWeverse Shop Globalなどで「輸入盤」を購入する場合、日本語字幕が収録されていないことや、リージョンコードが日本と異なり再生できないことがあります。特にDVDはリージョンコードの制限が厳しいため、購入前に必ず商品仕様を確認することが重要です。
デジタルコード版であればリージョンの問題を気にする必要はほぼありませんが、日本語字幕の有無については念のため確認しておくと安心です。
2026年の今こそ振り返る!ソウジュコンが愛され続ける理由
2026年現在、BTSはメンバー全員が兵役を終え、完全体として新たな章を歩み始めています。そんな今だからこそ、2021年のソウジュコンを見返すことには特別な意味があります。
なぜ数あるライブの中でもソウジュコンがファンの心に残り続け、新規ファンにも最初におすすめされるコンテンツとなっているのか。その色褪せない魅力について、現在の視点から改めて考察します。
兵役期間を経て再確認する7人の絆とパフォーマンス
メンバーが兵役で不在だった期間、多くのファンが過去の映像を支えにしていましたが、その中でもソウジュコンは7人が揃っている喜びを最も強く感じられる作品の一つでした。わちゃわちゃとした仲の良いトークと、一糸乱れぬパフォーマンスのギャップはBTSの真骨頂です。
除隊後の活動を見ている今、ソウジュコンの映像を見ると、当時から変わらない彼らの関係性や、グループとしての揺るぎない芯の強さを再確認することができます。また、ソロ活動を経た現在の彼らと比較することで、当時の若さや勢いとはまた違った成熟を感じることもできるでしょう。
「7人でいる時が一番楽しそう」というファンの共通認識を、最も純粋な形で映像化しているのがこのイベントなのです。
無観客でも画面越しに伝わった熱量と感動の共有
ソウジュコンは無観客開催でしたが、映像からは「寂しさ」よりも「繋がり」を強く感じることができます。それは、メンバーがカメラの向こうにいるファン一人ひとりに向けて全力でパフォーマンスをしてくれた証拠です。
客席に誰もいないスタジアムで、それでも満面の笑みで走り回り、歌い踊る彼らの姿は、どんな状況でも希望を失わないポジティブなエネルギーに満ちています。その姿は2026年の現在に見ても勇気を与えてくれるものであり、BTSというグループが持つ底知れぬパワーを象徴しています。
困難な時代を共に乗り越えたという記憶は、BTSとARMYの絆をより強固なものにしており、ソウジュコンはその象徴的な記念碑となっています。
新規ファンにとっても入門編として最適なコンテンツ
最近BTSに興味を持ったという新規ファンの方にとって、ソウジュコンは入門編として最適なコンテンツです。ヒット曲が多く盛り込まれたセットリスト、メンバーの個性際立つソロ曲の団体パフォーマンス、そして爆笑必至のトークコーナーと、BTSの魅力の全てが凝縮されているからです。
特に「Daechwita」や「Chicken Noodle Soup」のようなスペシャルステージは、他のライブでは見られないレアな映像であり、メンバーの多才さを知る良いきっかけになります。また、野外の開放的な雰囲気が映像全体を明るくしており、見ていて楽しい気持ちになれるのもポイントです。
歴史の重みを感じすぎずに純粋にエンターテインメントとして楽しめるため、まだライブ映像を見たことがない方は、まずこのソウジュコンから手に取ってみることを強くおすすめします。
まとめ
ソウジュコン(BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO)は、コロナ禍という困難な状況下で開催されながらも、BTSとARMYが「小宇宙」として繋がり合った伝説のイベントです。デビュー8周年を祝う祝祭感、7人全員で披露された衝撃のスペシャルステージ、そして野外スタジアムならではの開放感は、今見ても色褪せない感動を与えてくれます。
2026年を迎え、完全体として活動する彼らを応援する上でも、このソウジュコンはBTSの絆と歴史を知るための必修科目と言えるでしょう。
まだ映像を見ていない方は、ぜひ自分に合った形態の映像作品を手に入れて、伝説のステージを目撃してください。きっと、7人の小宇宙が放つ光に心を奪われ、BTSというグループをさらに深く愛するようになるはずです。


