「公式ストアではいつも売り切れ」「ライブに間に合わせたいけれど、定価よりも安く手に入れたい」。
世界中のARMYが熱狂するBTSのライブにおいて、必需品とも言えるペンライト「ARMY BOMB(アミボム)」ですが、その入手難易度の高さに頭を抱えている方は少なくありません。
新品の再販を待つ間に次のツアーが始まってしまうことさえあります。
しかし、中古市場(セカンドハンド)に目を向けると、そこには多くのチャンスと同時に、決して無視できない「偽物」や「不良品」のリスクが潜んでいるのが現実です。
本記事では、後悔しないための安全な購入ルートと、手元に届いたアミボムが本物かどうかを見極めるプロの視点を共有します。
この記事を読むことで、あなたは以下の知識を得ることができます。
- 歴代アミボムの中で、今買うべき「使える」バージョンの正確な理解
- フリマアプリの画像だけで偽物を見抜くためのチェックポイント
- 中古品特有のトラブル(電池漏れ・接続不良)を回避する交渉術
- 購入後に安心してライブに臨むためのメンテナンス方法
大切な資金を無駄にせず、輝くアミボムを手に推しへの愛を届けるための準備を、ここから一緒に始めましょう。
BTS ARMY BOMBをセカンドハンドで購入する基本と注意点
中古市場でアミボムを探す際、まず押さえておくべきは「どのバージョンを買うべきか」という基本的な知識と、セカンドハンドならではのリスク管理です。
単に安いからといって飛びつくと、ライブ会場で制御(遠隔操作)されず、自分のライトだけが光らないという悲しい事態に陥りかねません。
ここでは、購入前に必ず確認すべき5つの重要なポイントを解説します。
現在ライブで使用可能なバージョンの違い(Ver.3とMOTS SE)
現在、BTSのライブ会場で公式の無線コントロール(座席連動)に対応している主なモデルは、「Ver.3」と「MAP OF THE SOUL SPECIAL EDITION(以下MOTS SE)」の2種類です。
中古市場には古い「Ver.1」や「Ver.2」も出回っていますが、これらは最新の演出に対応していない場合がほとんどのため、鑑賞用以外での購入は避けるべきです。
Ver.3は持ち手が黒く、ヘッドの中に小さな粒状のビーズが入っているのが特徴です。
一方、MOTS SEは全体的にスタイリッシュなデザインで、発光部がフラットな形状をしており、明るさが向上しています。
これから購入するのであれば、機能面でも携帯性でも優れているMOTS SEを第一候補にすることをおすすめします。
出品画像を見る際は、箱のデザインやロゴだけでなく、本体の形状をよく観察し、説明文に「Ver.3」や「SE」といった明確な記載があるかを確認してください。
特に「バージョン不明」として安価で出品されているものは、古いモデルである可能性が高いため注意が必要です。
なぜ中古市場(セカンドハンド)を選ぶのか?メリットとデメリット
セカンドハンドを選ぶ最大のメリットは、やはり「入手しやすさ」と「価格」です。
公式ショップであるWeverse Shopでは、ツアー前になると注文が殺到し、配送がライブ当日に間に合わないことや、そもそも在庫切れで買えないことが多々あります。
一方、中古市場であれば、日本国内に在庫がある商品即座に購入でき、数日以内に手元に届くスピード感が魅力です。
また、定価の半額近くで出品されていることもあり、コストを抑えたい学生ARMYにとっては大きな味方となります。
しかし、デメリットとして「メーカー保証がない」「偽物のリスクがある」「前の持ち主の使用状況による劣化」が挙げられます。
これらのデメリットを知識でカバーし、リスクを最小限に抑えることが、賢いセカンドハンド購入の鍵となります。
最も警戒すべき「偽物」のリスクとその実態
悲しいことに、アミボムはK-POPグッズの中でも特に偽造品(スーパーコピー)多く流通しているアイテムの一つです。
精巧に作られた偽物は、外箱のデザインやロゴの位置まで本物そっくりに模倣されており、パッと見ただけでは区別がつかないレベルに進化しています。
偽物を掴まされた場合の最大の問題は、見た目ではなく「機能」です。
偽物のアミボムは公式アプリとのBluetoothペアリングができず、ライブ会場での遠隔操作に反応しません。
周りのアミボムが一斉に紫色に変わる中、自分のライトだけが白く光り続けたり、消灯してしまったりするのは、ファンとして非常に辛い経験になります。
特に「海外輸入品」「並行輸入品」という名目で、相場よりも極端に安く販売されている新品未開封品は、偽物である確率が非常に高いと認識しておくべきです。
中古市場における適正価格のトレンド
アミボムの適正価格を知っておくことは、高額転売のカモにされないため、そして安すぎる偽物を避けるために重要です。
通常、MOTS SEの定価は約5,000円〜6,000円程度ですが、ライブ開催決定直後は需要が急増し、中古相場も定価近く、あるいはそれ以上に高騰する傾向があります。
逆に、ライブの予定がない時期や、ペンライトのモデルチェンジが噂される時期は、3,000円〜4,000円程度まで下がることがあります。
極端に安い、例えば1,000円〜2,000円台で「新品未開封」として売られているものは、ほぼ確実に偽物か、ジャンク品(故障品)であると疑ってかかるべきです。
適正な相場観を持つことで、怪しい出品をフィルターにかけることができます。
「安物買いの銭失い」にならないよう、平均的な取引価格を常にリサーチしておきましょう。
衛生面とコンディション確認の重要性
ペンライトはライブ中、長時間手で握り締め、汗が付着しやすいアイテムです。
セカンドハンド品を購入する場合、前の持ち主がどのように保管していたか、クリーニングはされているかといった衛生面も気にする必要があります。
また、長期間電池を入れたまま放置された個体は、電池からの液漏れにより内部の金属端子が腐食しているケースが多々あります。
端子が錆びていると、通電不良でライトがつかなかったり、最悪の場合は発火の原因になったりすることもあります。
購入前には、外見の傷や汚れだけでなく、「電池ボックスの中身が綺麗か」「グリップ部分にベタつきがないか」といった内部の状態についても確認することが不可欠です。
偽物と本物の見分け方:失敗しないためのポイント

アミボムの偽物を見抜くには、パッケージの細部からアプリ接続の挙動まで、複数のチェックポイントを組み合わせる必要があります。
出品画像だけで判断するのが難しい場合もありますが、以下のポイントを知っておくだけで、地雷を踏む確率は格段に下がります。
ここでは、プロのバイヤーも実践している真贋判定のテクニックを3つに絞って解説します。
Bluetooth接続と公式アプリ連携テスト(最強の判別法)
アミボムの真贋を見分ける上で、最も確実な方法は「公式アプリとのBluetooth接続テスト」です。
本物のアミボムには、特定のチップが内蔵されており、スマートフォンの「BTS Official Lightstick」アプリとペアリングすることで、色を変えたりファームウェアを更新したりできます。
偽物の多くは、外見は完璧でもこの通信チップまでは模倣できていません。
そのため、スイッチをBluetoothモード(青い光が点滅する状態)にしてアプリに近づけても、いつまで経っても接続が完了しないのです。
中古品を購入する場合、出品者に対して「アプリとのペアリング確認はできていますか?」と質問するか、可能であれば接続完了画面のスクリーンショットを追加してもらうよう依頼するのが最も安全です。
これを拒否する出品者は避けた方が無難でしょう。
外箱・ロゴ・ホログラムシールの細部チェック
パッケージには、本物であることを証明する細かな仕様が施されています。
まず確認すべきは、箱の裏面や側面に貼られている「防弾少年団」や「Big Hit(またはHYBE)」のロゴが入ったホログラムシールです。
本物のシールは、角度を変えるとキラキラと複雑に光り、特定の模様が浮かび上がります。
偽物のシールは、単なる銀色の紙であったり、ホログラムの輝きが鈍かったりします。
また、外箱の印刷品質にも差が出ます。
本物の箱はマットな質感で高級感がありますが、偽物はインクの発色が不自然に濃かったり、文字のフォントが微妙に太かったりすることがあります。
特に「Big Hit Entertainment」のロゴか、社名変更後の「HYBE」のロゴかは、製造時期を見極めるヒントにもなります。
あまりにも古い製造時期の箱に、新品同様の本体が入っている場合は、中身がすり替えられている可能性も考慮しましょう。
本体の質感と電池ボックスの仕上げ
アミボム本体のプラスチックの質感も、真贋を見分けるポイントです。
本物はサラッとしたマットな手触りですが、偽物はプラスチックの成形が甘く、テカテカとした安っぽい光沢があることが多いです。
また、電池ボックス(バッテリーホルダー)の作りにも違いが現れます。
本物は電池を入れる際にスムーズに収まりますが、偽物はサイズ設計が雑で、電池が入りにくかったり、逆に取り出しにくかったりします。
さらに、電池ボックスの底にあるスプリング(バネ)の形状や色も、本物と比較すると粗悪な素材が使われていることがあります。
ストラップのロゴ刺繍の歪みや、スイッチをスライドさせた時の「カチッ」というクリック感の違いも、実物を知っている人なら違和感を覚えるポイントです。
おすすめの購入場所:フリマアプリと中古ショップ比較
アミボムをセカンドハンドで入手するルートはいくつか存在しますが、それぞれにリスクとメリットが異なります。
自分の優先順位(価格重視か、安全性重視か)に合わせて、最適なプラットフォームを選ぶことが成功への近道です。
ここでは、代表的な3つの購入ルートについて、それぞれの特徴と攻略法を解説します。
メルカリ・ラクマ:スピードと品揃えの宝庫
日本国内で最も流通量が多いのが、メルカリやラクマといったフリマアプリです。
出品数が圧倒的に多く、24時間いつでも購入可能で、価格競争も起きやすいため、安価で入手できるチャンスが豊富にあります。
しかし、個人間取引であるため、出品者の質にバラつきがあるのが最大の難点です。
写真と違う商品が届いたり、梱包が雑で配送中に破損したりするリスクもゼロではありません。
購入する際は、出品者の「評価数」と「プロフィール」を必ず確認し、過去にK-POPグッズの取引実績があるかどうかをチェックしましょう。
また、「本人確認済み」のアカウントを選ぶことで、トラブル時の対応がスムーズになる可能性が高まります。
説明文が不自然な日本語であったり、同じ画像を使い回している出品者は、業者が偽物を販売している可能性が高いため、絶対に手を出さないでください。
まんだらけ・駿河屋:プロの査定を経た安心感
安全性をもっとも重視するなら、「まんだらけ」や「駿河屋」、「ブックオフ」などのホビー系中古ショップがおすすめです。
これらの店舗では、専門知識を持ったスタッフが買い取り時に査定を行っているため、明らかな偽物が店頭に並ぶリスクはフリマアプリに比べて格段に低くなります。
また、状態のランク付け(Aランク、Bランクなど)が明確で、傷や汚れの程度を事前に把握できるのもメリットです。
店舗によっては、動作保証期間を設けている場合もあり、万が一初期不良があった際に返金対応を受けられる安心感は大きな強みです。
ただし、その分価格はフリマアプリよりも割高に設定されていることが多く、人気商品は入荷してもすぐに売り切れてしまうため、こまめな在庫チェックが必要です。
Twitter (X) での個人取引:ハイリスク・ハイリターン
SNS、特にX(旧Twitter)では、「アミボム譲ります」といったタグで取引の募集が行われています。
手数料がかからないため、最も安く入手できる可能性がありますが、同時に最も詐欺被害に遭いやすい危険なルートでもあります。
「PayPay送金後に音信不通になった」「先に振込を要求され、商品が届かない」といったトラブルが後を絶ちません。
もしSNSで取引をする場合は、決して先払いをせず、メルカリなどのフリマアプリを経由した「専用出品」の形をとってもらうことを強く推奨します。
見ず知らずの相手との直接取引は、住所などの個人情報を教えるリスクも伴うため、よほどの信頼関係がない限りは避けるのが賢明です。
購入前に出品者に確認すべき質問リスト

フリマアプリで購入する場合、「即購入」ボタンを押す前に、コメント欄を活用して商品の詳細を確認するワンクッションを置くことが重要です。
誠実な出品者であれば、丁寧な質問には快く答えてくれますし、その対応自体が信頼できる相手かどうかの判断材料になります。
ここでは、購入後のトラブルを未然に防ぐために、必ず聞いておくべき3つの質問事項をまとめました。
点灯確認とBluetooth接続の証拠画像をリクエスト
説明文に「動作確認済み」と書かれていても、それがいつの時点の話なのかは分かりません。
「購入を検討していますが、現在の点灯状態の写真を追加していただくことは可能でしょうか?」と依頼してみましょう。
さらに踏み込んで、「アプリとのBluetooth接続テストを行っていただくことは可能ですか?」と聞くのも有効です。
もし出品者がアミボムの扱いに慣れていない場合でも、アプリに繋がるかどうかを確認してもらう過程で、偽物であればエラーが出るため、間接的に真贋判定を行うことができます。
このリクエストに対して「梱包済みなので無理です」や「アプリの使い方が分かりません」とかたくなに拒否する場合は、不具合を隠している可能性を疑いましょう。
電池ボックス内の腐食(液漏れ跡)の有無
前述の通り、中古アミボムの故障原因No.1は電池の液漏れによる端子の腐食です。
外見がどれだけ綺麗でも、内部が錆びていては使い物になりません。
「電池ボックスの中の金属部分に、錆や青白い粉のような汚れはありませんか?」と具体的に質問してください。
可能であれば、電池ソケット部分のアップ写真を追加してもらうのがベストです。
「以前使った後、電池を抜いて保管していましたか?」という質問も、出品者の管理能力を測る良い指標になります。
付属品(トレカ・ストラップ・袋)の完備状況
アミボムには、本体以外にもストラップ、不織布の袋、説明書、そしてメンバーのフォトカード(トレカ)が付属しています。
特にトレカはコレクション価値が高く、これらが揃っているかどうかで適正価格は大きく変わります。
出品画像に全て写っていても、説明文に「本体のみの出品です」と書かれているケースもあるため、念入りな確認が必要です。
「画像に写っている付属品は全てセットでしょうか?」と念押しすることで、届いてから「トレカがない!」と揉める事態を防ぐことができます。
箱の状態(凹みや破れ)についても、コレクションとして大切にしたい場合は事前に確認しておきましょう。
購入後のメンテナンスとライブ準備
無事にアミボムを手に入れたら、そのままライブに持って行くのではなく、万全の状態にするためのメンテナンスが必要です。
中古品である以上、自分でクリーニングと動作チェックを行うことで、当日のトラブルを回避し、気持ちよく推しを応援することができます。
最後に、手元に届いてからライブ当日までに行うべき3つのステップを解説します。
安全なクリーニングと除菌方法
前の持ち主の手垢やホコリを落とすために、まずは全体をクリーニングしましょう。
ただし、アミボムは電子機器であり、プラスチック製品でもあるため、アルコールを多量に含んだウェットティッシュで強く拭くことは避けてください。
アルコール成分がプラスチックを劣化させ、白く変色させたり、ひび割れの原因になったりすることがあります。
基本的には、柔らかい眼鏡拭きやマイクロファイバークロスで乾拭きするのがベストです。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた水に布を浸して固く絞り、優しく拭き取った後、すぐに乾拭きして水分を残さないようにしてください。
グリップのゴム部分がベタついている場合は、無水エタノールを少量つけた布で軽く拭き取ることで改善することがありますが、やりすぎには注意が必要です。
公式アプリでのファームウェアアップデート
ライブ会場での座席連動(演出によるライトコントロール)を正常に受けるためには、アミボムのファームウェア(内部ソフト)が最新の状態である必要があります。
中古品の場合、前の持ち主がアップデートをしていない可能性があるため、必ず自分で更新作業を行いましょう。
手順は簡単です。
「BTS Official Lightstick」アプリを起動し、アミボムをBluetoothモードにして接続します。
アプリのメニューに「アップデート」等の表示があれば、指示に従って更新を完了させてください。
また、ライブに参加する場合は、公演日の数日前にアプリ内の「公演モード(Concert Mode)」から座席情報の登録(ペアリング)を行うのを忘れないようにしましょう。
これを忘れると、会場で自分のアミボムだけが演出と連動しません。
トラブルシューティング:点灯しない時の対処法
いざスイッチを入れても点灯しない、あるいはすぐに消えてしまう場合、故障を疑う前にまずは電池を疑ってください。
アミボムは消費電力が激しいため、使いかけの電池や、100円ショップの安価なマンガン電池では正常に動作しないことがあります。
必ず「新品のアルカリ乾電池(単4形3本)」を使用してください。
また、電池のプラスマイナスの向きが正しいか、ソケットが奥までしっかり挿入されているかも再確認しましょう。
それでも点灯しない場合は、一度電池を全て抜き、数分放置してから再度セットすることで、内部回路がリセットされて復活することがあります。
まとめ:最高のアミボムを手に入れよう
BTSのアミボムをセカンドハンドで購入することは、品薄状態を回避し、コストを抑えるための賢い選択肢です。しかし、そこには偽物や不良品といったリスクが常に隣り合わせであることを忘れてはいけません。
今回解説した「Bluetooth接続の確認」「信頼できる購入ルートの選定」「出品者への事前質問」を徹底することで、あなたは安全に本物のアミボムを手に入れることができるでしょう。
最後に、もう一度重要なポイントを振り返ります。
- ライブ参加用なら、機能・デザイン共に優れた「MOTS SE」を狙うのがベスト。
- 「Bluetooth接続」ができるかどうかが、偽物を見抜く最大の鍵。
- メルカリなどのフリマアプリでは、必ず購入前に「点灯画像」や「電池ボックス」の状態を確認する。
- 届いたらすぐに新品のアルカリ電池に入れ替え、アプリでアップデートを行う。
万全の準備で手に入れたアミボムは、あなたとBTS、そして会場のARMYたちを繋ぐ光の架け橋となります。紫色の海の一部となって、最高のライブ体験を味わってください!
さて、まずはフリマアプリを開いて、現在出品されている「MOTS SE」の相場チェックから始めてみてはいかがでしょうか?


