2022年10月、世界中が熱狂した釜山コンサート「BTS <Yet To Come> in BUSAN」。あの日のセットリストは、単なる曲の羅列ではなく、BTSの過去・現在・未来を繋ぐ「約束」そのものでした。
2026年を迎え、完全体としての活動に期待が高まる今だからこそ、あの伝説のステージをもう一度深く味わいたいという方が増えています。この記事では、全曲の詳細なセトリ順とともに、当時の感動ポイントや視聴方法を余すことなく解説します。
- 全19曲の完全セットリストと収録アルバム
- 映画版とライブ本編の違いや見どころ
- 現在視聴可能な配信サービスと円盤情報
BTS Yet To Comeセトリ全曲紹介と詳細!釜山コンサートの熱狂を振り返る
釜山アジアド主競技場を紫色に染め上げた、全19曲のセットリストをパフォーマンスの流れに沿って紹介します。オープニングの気迫から涙のアンコールまで、計算し尽くされた構成は圧巻の一言です。
特に、この日がパフォーマンス初披露となった楽曲や、久しぶりのユニットステージなど、見どころが満載でした。ここではコンサートの進行順に、5つのセクションに分けて詳細を見ていきましょう。
オープニングから序盤:圧倒的なカリスマ性で会場を制圧
コンサートの幕開けは、BTSのヒップホップアイデンティティを象徴する「MIC Drop」でした。激しいダンスブレイクと共に登場した7人の姿は、ブランクを感じさせないどころか、さらに進化した王者の貫禄を見せつけました。
続く2曲目には、アルバム『Proof』からの新曲「Run BTS」がついにライブ初披露され、会場のボルテージは最高潮に達しました。激しい振り付けと息の合ったカルグンム(刃物群舞)は、彼らが依然として現役最強のパフォーマーであることを世界に証明する瞬間でした。
中盤の展開:ボーカルラインとラップラインの対比
激しいダンスナンバーの後は、ボーカルライン(ジン、ジミン、V、ジョングク)による「00:00 (Zero O’Clock)」と「Butterfly」で、会場は温かい空気に包まれました。美しいハーモニーと繊細な感情表現は、BTSの楽曲が持つ癒しの力を改めて感じさせる名場面です。
対照的に、ラップライン(RM、SUGA、J-HOPE)は「UGH!」と「BTS Cypher Pt.3: Killer」で、攻撃的かつ情熱的なステージを展開しました。特にCypherシリーズは「これが最後になるかもしれない」という含みを持たせたMCもあり、ファンにとっては一言一句が聞き逃せない貴重なパフォーマンスとなりました。
世界的ヒット曲の連発:会場全体が大合唱
中盤のクライマックスでは、「Dynamite」「Boy With Luv」「Butter」という、世界的な大ヒットを記録した英語3部作が披露されました。生バンドによる特別なアレンジが施され、フェスティバルのような開放感あふれるサウンドが会場を揺らしました。
これらの楽曲では、メンバーがステージを自由に動き回り、ファン(ARMY)とアイコンタクトを取る姿が印象的でした。誰もが知っているメロディに合わせ、会場全体が一つになって歌い踊る光景は、まさに「お祭り」と呼ぶにふさわしい多幸感に満ちていました。
本編ラストスパート:釜山開催の意味とエネルギー
後半戦では、ジミンとジョングクの故郷である釜山を歌った「Ma City」が披露され、地元開催ならではの盛り上がりを見せました。「Welcome to my city」と叫ぶ彼らの誇らしげな表情は、このコンサートのハイライトの一つと言えるでしょう。
さらに「Dope」「FIRE」「IDOL」と続く怒涛のアップテンポナンバーで、体力的な限界に挑戦するかのような全力のパフォーマンスが繰り広げられました。特に「IDOL」での数十人のダンサーを従えた群舞は圧巻で、韓国の伝統と現代ポップスの融合を見事に体現していました。
アンコール:未来への約束と感動のフィナーレ
アンコールでは、「Epilogue: Young Forever」と「For Youth」が歌われ、BTSとARMYの永遠の絆が確認されました。会場中のファンがスローガンを掲げ、メンバーと共に涙する場面は、言葉を超えた感動を生み出しました。
最後は「Spring Day」で冬の終わりと春の訪れを歌い、タイトル曲「Yet To Come」で「最高の瞬間はまだこれから」というメッセージを残して幕を閉じました。これは単なる終わりではなく、2026年以降の新たな章への明確なプロローグだったのです。
セトリから読み解くBTSのメッセージとは?選曲に込められた深い意味

この日のセットリストには、単なるヒット曲の羅列以上に、メンバーたちが伝えたかった強い意志が込められていました。特に「変化」と「不変」のバランスが絶妙に配置されており、彼らの誠実さが際立っています。
活動の第1章を締めくくり、ソロ活動を経て再び集まる未来を見据えた選曲意図を読み解きます。ここでは、主要な3つのメッセージ性について深掘りしていきましょう。
過去・現在・未来を繋ぐストーリーテリング
セトリの構成は、デビュー初期のヒップホップ曲から最新の「Yet To Come」まで、彼らの歴史を時系列のように辿る構成ではありませんでした。むしろ、過去の激しい楽曲と現在の成熟した楽曲を交互に織り交ぜることで、どの時代のBTSも「真実」であることを表現しています。
「Run BTS」で初心を忘れない姿勢を示しつつ、「For Youth」で長い時間を共に歩んだファンへの感謝を伝える流れは秀逸です。過去の栄光にすがるのではなく、それを土台にして未来へ進むという決意が、選曲の端々から感じられました。
「Cypher」終了宣言と新たなフェーズへの移行
ラップラインのMCで示唆された「Cypher」シリーズのパフォーマンス終了は、多くのファンに衝撃を与えました。これは、怒りや反骨精神を原動力としていた時期から、より広い愛や平和を歌うフェーズへと完全に移行したことを意味しています。
しかし、それは彼らの牙が抜けたことを意味するわけではありません。「Run BTS」で見せたように、音楽的な鋭さは維持しつつ、表現するテーマが深化したことを示しています。このコンサートは、彼らの精神的な成熟を宣言する場でもあったのです。
「Yet To Come」が示すARMYへの永遠の約束
ラストナンバーに「Yet To Come」を選んだことは、ファンに対する最大の愛情表現であり約束でした。「Best moment is yet to come(最高の瞬間はまだ来ていない)」という歌詞は、兵役という空白期間を前にしたファンの不安を払拭するための魔法の言葉です。
この曲で終わることで、コンサートは「さよなら」の場ではなく、「またね」の場へと変わりました。2026年の今、再び彼らが集まりつつある状況でこの曲を聴くと、彼らが約束を守り続けてくれたことに改めて気づかされます。
映画『BTS: Yet To Come in Cinemas』と実際の公演の違いや見どころ
釜山コンサートは後に映画化され、世界中の劇場で公開されたほか、現在では配信でも楽しむことができます。生中継された映像とは異なるカメラワークや編集が施されており、新たな発見が尽きません。
映画版ならではの没入感や、編集によって強調されたメンバーの表情など、ライブ映像とは一味違う魅力があります。ここでは、映画版(Cinemas)特有の注目ポイントを3つ紹介します。
シネマティックカットによる圧倒的な臨場感
映画版は、専用のシネマティックカメラを使用して撮影されており、4K高画質のクリアな映像美が特徴です。生中継では捉えきれなかった細かい汗や、メンバー同士の目配せ、マイクを通さない肉声のような息遣いまで鮮明に記録されています。
特に正面からの引きの画だけでなく、ステージ上のメンバー視点に近いアングルが多用されている点が魅力です。まるで自分もステージの上に立っているかのような没入感は、映画版でしか味わえない特別な体験と言えるでしょう。
ライブの熱気をそのままに、映画的な美しさを加えた映像作品として完成されています。音響も劇場用にリミックスされており、重低音の迫力が段違いです。
編集で際立つメンバー個々の表情と感情
生配信では全体を映すことが優先されがちですが、映画版ではメンバー個人の表情にフォーカスした編集が光ります。バラード曲で涙をこらえる表情や、激しいダンスの合間に見せるふとした笑顔など、感情の機微がよりドラマチックに切り取られています。
特に「Spring Day」や「Yet To Come」のシーンでは、メンバーが会場を見渡す優しい眼差しが強調されています。ファン一人一人を目に焼き付けようとする彼らの想いが、スクリーン越しに痛いほど伝わってくる編集となっています。
また、MC部分の字幕も映画用に整理されており、言葉の意味をより深く理解しながら鑑賞できます。海外ファンにとっても、彼らのメッセージを受け取りやすい仕様になっているのが嬉しいポイントです。
4DXScreenなどの上映形式による体験価値
公開当時は、正面スクリーンと左右の壁面スクリーンを合わせた3面マルチプロジェクション「ScreenX」や、座席が動く「4DX」での上映も話題となりました。これにより、コンサート会場にいる以上の「体感」が可能となり、アトラクションのような楽しみ方が生まれました。
現在は家庭での視聴がメインとなりますが、VRゴーグルや大画面テレビで視聴することで、当時の体験に近い感覚を再現できます。技術の進化に合わせて、何度でも新しい楽しみ方ができるのも、この作品のクオリティの高さゆえです。
特にダンスナンバーでのカメラワークの躍動感は、画面が大きいほどその真価を発揮します。自宅の視聴環境を整えて、極上のエンターテインメントに没頭することをおすすめします。
2026年に振り返る釜山コンの重要性!完全体活動再開に向けた予習復習

2026年、BTSの完全体活動がいよいよ本格化する中で、釜山コンサートを見返すことには大きな意味があります。あの日のステージは、チャプター2(ソロ活動期)への入り口であると同時に、再び集まる場所を示す道標でもありました。
ソロ活動を経たメンバーがどのように進化し、再び一つになるのかを想像するための最良のテキストです。ここでは、現在の視点から見る釜山コンの重要性を3つの観点で解説します。
ソロ活動を経て再確認する「7人」のシナジー
ソロアルバムやワールドツアーを経て、各メンバーは個々のアーティストとして飛躍的な成長を遂げました。その上で釜山コンを見返すと、7人が集まった時の爆発的なエネルギーとバランスの良さに改めて驚かされます。
個性がぶつかり合うのではなく、互いを補完し高め合う「チームBTS」としての完成形がそこにあります。2026年の完全体活動では、この時以上の相乗効果が見られるはずであり、その基準点として釜山コンは非常に重要な資料となります。
伝説となった「Run BTS」パフォーマンスの価値
「Run BTS」のパフォーマンスは、その後TikTokなどで爆発的なトレンドとなりましたが、7人揃ってのフルパフォーマンスは釜山コンが最も象徴的です。この一曲を見るためだけに映像を購入しても損はないと言われるほど、完成度の高いステージでした。
今後、コンサートでこの曲が披露されるたびに、釜山での初披露と比較されることでしょう。伝説の始まりを目撃するという意味でも、このパフォーマンス映像は必見の価値があります。
「約束の場所」としての釜山コンの再評価
時が経つにつれ、釜山コンサートは単なる万博誘致祈願イベントを超え、BTSとARMYの「約束の場所」として神聖化されています。あの時語られた言葉の一つ一つが、空白期間を乗り越えるための光となっていました。
2026年の活動再開は、まさにその約束が果たされる瞬間です。釜山コンを見返すことは、彼らとの信頼関係を再確認し、これからの活動をより深く楽しむための儀式のような意味を持っています。
BTS Yet To Comeの映像作品を視聴する方法!DVDや配信サービス情報
最後に、2026年現在、「BTS <Yet To Come> in BUSAN」の映像を楽しむための具体的な方法をまとめます。画質や特典、手軽さなど、自分のスタイルに合った視聴方法を選んでください。
基本的には、高画質で手軽に見られる配信サービスか、物理的なコレクションとして手元に残せる円盤(DVD/Blu-ray)の二択となります。それぞれの特徴と入手方法を解説します。
Amazon Prime Videoでの独占配信
最も手軽で高画質な視聴方法は、Amazon Prime Videoでの配信です。「BTS: Yet To Come」というタイトルで、映画版の映像が独占配信されています。プライム会員であれば追加料金なしで見放題対象となっている場合が多く、コストパフォーマンスは最強です。
スマートフォンやタブレット、スマートテレビなど、デバイスを選ばずにいつでもどこでも視聴できるのが最大のメリットです。通勤通学中や、友人と集まっての鑑賞会など、幅広いシーンで活用できます。
DVD・Blu-ray(円盤)の購入メリット
ファンであれば持っておきたいのが、DVDやBlu-rayのパッケージ版です。ここには、コンサート本編だけでなく、リハーサル風景やバックステージの様子を収めたメイキング映像、豪華なフォトブックなどの特典が封入されています。
また、配信版とは異なるアングルや編集が収録されている場合もあり、資料的価値も高いです。物理的に手元にある安心感と、高音質・高画質をディスクで所有できる喜びは、円盤ならではの特権です。
CS放送やその他の配信プラットフォーム
TBSチャンネル1などのCS放送でも、不定期で釜山コンサートの映像が放送されることがあります。録画して保存したいユーザーには根強い人気があります。また、Leminoなどの国内プラットフォームでも、関連コンテンツが配信される場合があります。
Disney+では、ドキュメンタリー「BTS MONUMENTS: BEYOND THE STAR」などが配信されていますが、ライブ本編「Yet To Come」に関してはAmazon Prime Videoが独占権を持っているケースが多いため、加入状況を確認することをおすすめします。
まとめ
「BTS <Yet To Come> in BUSAN」のセットリストは、BTSの輝かしい歴史と、未来への揺るぎない約束が詰まった傑作です。全19曲の流れには、彼らの魂とARMYへの愛が込められていました。
2026年、完全体としてのBTSが再び動き出す今、このコンサート映像を見返すことは、彼らの新たな旅路を共に歩むための最高の準備となります。「最高の瞬間はまだこれから」という彼らの言葉を信じ、まずはAmazon Prime VideoやBlu-rayで、あの日の感動を再体験してみてはいかがでしょうか。
- 「Run BTS」の伝説的パフォーマンスは必見
- 映画版ならではの映像美と音響を体験する
- 2026年の活動再開に向けて士気を高める
さあ、紫色のライトが輝くあの場所へ、もう一度戻りましょう。BTSとARMYの「Yet To Come」は、まさに今ここから始まります。


